じぶんあそび

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×1シングルおひとりさまライフを楽しむ私の作り方

おひとりさまの寂しさが贅沢だと思えたら幸せ

 

おひとりさまって、本当に寂しい事なのかな?

 

シングルになって、13年。齢50歳

今の心境は、精神衛生上この環境を絶対に手放してはいけないと思ってる。

 

たとえ、寂しいと思う時があっても一時の感情に惑わされてはいけない!

寂しさは乗り越えられるし、おひとりさまじゃなくても寂しい時は寂しいもの。

 

逆に人といて寂しい時の方がやっかいだ。

 

 

おひとりさまと言っても子持ちという甘えがあるからかな?

そうかもしれない。

 

ただ子供は、ほぼ手が離れて巣立っていった。

離れて暮らす長女と次女。

それぞれ、自分の生活を満喫してる。

 

三女は、あと一年 学生生活が終われば…

 

どうするんだろ?

 

一人暮らしをしたいのなら、すればいいし

実家暮らしが楽なら、そうすればいい。

 

そこに、私の意思はなく。

自分の好きなように生きて欲しいと思ってる。

 

なんなら、親という存在の私が邪魔ならば

本人達が望むなら親なんか捨てればいいと思っている。

子供たちの自由の足かせになるくらいなら

死んだ方がましだと本気で思っている。

 

そして、自分の好きなように生きて欲しいと思える子に育ってくれた事に

心から感謝している。

 

 

日本の女性は、もっともっと自由になればいいのに。

 

生き方の選択肢を、もっとたくさん持てる環境に身を置けたらいいのに。

 

でもね、日本の女性が自由になったら世の中、立ち行かないんだよね。

きっと。

 

良妻賢母・母親神話・貞操観念・母性愛…

色んな言葉や思想に縛りつけられて

 

こうあるべきって周りからも無言の規制をかけられて

自分自身にも足枷かけて。

 

女性達が自由でいたら家庭も世の中もぐちゃぐちゃだ。

今の日本は、女性の献身的支えで成り立ってるから。

 

日本の『常識』や『普通』という意識の上で成り立っている結婚生活は

献身的支えなしでは成り立たない。

 

自由なき無償奉仕が多すぎる。

それが、当たり前とされているし

良き女性像として刷り込まれてる。

 

こんな事を言っているわたし自身にも深々と刷り込まれてる。

 

今でこそ自分の意思で

自分で選んで

自分の責任の範疇で自由に暮らしているけど

 

いざ、人と住むなんて事になったら

良き女性像に自分を寄せてしまうに決まってる。

そして、あっという間に苦しくなって幸せじゃなくなる。

 

わたしは、夕日が綺麗だったら時間なんか気にせず気がすむまで眺めていたい。

 

わたしにとって、おひとりさまをやめると言う事は

帰宅時間を気にして夕日を最後までながめるという

そんな些細な自由さえなくなるって事。

 

自分自身に、良き女性像が強く刷り込まれてるから。

初めから心が自由で健全な人にとっては

『???』『すればいいじゃん』

な現象かもしれないけど、こればっかりはどうしても消えてくれそうにない。

 

だから、結婚生活続けられなかったんだろうな。と思う。

完全に不適合なくせに、幻のような女性像に自分をはめ込みたがるから。

 

消せないなら、そうなりそうな環境に身を置かない方が身の為だ。

 

今、この環境を壊さないために必死にバランスを取っている。

 

寂しいという自己満足な贅沢を確保するために。

 

...それは、ずるさだったりもする。

 

 

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